ロボット・ジャーナリストの台頭
(引用元)
(CNN) 企業業績にまつわる報道など、スピードが命の分野では長年にわたり定型化されたスタイルの記事が使われていて、テンプレートに事実や数字をはめ込むことで速報を打ってきた。
だが近年、こうした速報記事で、ロボットが自動生成した原稿が使われ始めている。「ロボット・ジャーナリスト」は米ロサンゼルス・タイムズ紙やAP通信のような大手メディアでも採用されており、将来的には長文の記事にも応用されるかもしれない。
~(中略)
人工知能が洗練の度合いを増していくに従い、人間だけにできることの領域はどんどん狭まってきていると指摘するのはイスラエルの歴史家、ユバル・ハラリ氏だ。
ハラリ氏はCNNの取材に対し、米検索大手グーグルが開発を進める自動運転車の精度の良さを引き合いに出した。そして、運転手だけでなく医者や教師のような人間的な仕事についても、将来的には人工知能の方が優秀になるのではないかと予測。
「意識を持たないアルゴリズムには手が届かない領域で人間がいつまでも独自の能力を発揮していけるとの考えは、希望的観測に過ぎない」と指摘する。
(引用ここまで)
IT化でホワイトカラーの仕事が奪われていっている現状がさらに加速しそうな記事ですね。今後間違いなく様々な分野でロボットが台頭してくるでしょう。
1年経てばもう別の世界。
加速度的に環境が変わっていく中で、情報管理や財産の保護にもっとも必要なことは変化を受け入れること、な気がします。