パートでの社会復帰を考える
(引用元)
(写真:KAORU/PIXTA)
元の職場の上司からお声掛けいただいて、6月から10年ぶりに仕事復帰することになりました。
~(中略)
いざ、現場へあいさつに顔を出してみたら、かつての同僚たちから「あなたは甘い」というようなことを言われてしまいました。
~(中略)
社会復帰しようとした私が悪かったのでしょうか。親しかった元同僚たちに責められながら働いていくのはつらく、彼女たちの言うことを聞いて、もっと多く働くことを覚悟すべきなのか(自分の希望ではありませんが)、いっそ復帰はしないで辞退すべきなのか、
(引用ここまで)
これ社会全体への問題提起だと思うのですよ。
政府が女性の社会進出を推進しているけどなかなか進まない、テレビなどでよく議論されますが、大体的外れだったりするんですよねー。真の理由は社会全体の意識の問題。
ハードワーカーじゃなきゃいけないとか夜残っていれば高評価、みたいな意識を持っている人が多いのですよ。会社の中枢にね。そこから意識を変えていかないと解決しないです。
限られた時間しか働けないけど優秀な人、いますよ実際。
管理する人、頑張る人、決められた時間だけ働く人、多様でいいじゃないですか。皆右にならえする必要はありません。
不公平がないよう人事考課や勤務形態を定めたり、不満がでないような構造や雰囲気づくりは会社がやらなきゃだめです。
同時に正社員じゃなくても甘えが出ないよう働く側の意識改革も促す必要がありますけどね。
どっちが先かって話で、それはやっぱり会社が先でしょって話です。