ブラックバイトで成り立っていたビジネスモデルはそろそろ無理がきていることに気付こう。
(引用元)

「時給千円以上。賄い食付き(無料)。交通費支給」。東京都内の女子短大生(20)は昨年十月、インターネットの求人サイトで見つけた飲食店ホールスタッフのアルバイトに応募。面接を経て、すぐにバイトを始めた。
~(中略)
苦労が報われると思った一カ月後のバイト代振込日。渡された給与明細に、目が点になった。時給は九百円、交通費はゼロ。賄い食を食べた日は食事代として五百円が天引きされていた。店長に聞くと、「研修期間は時給九百円」と強く言われた。研修期間があることを初めて知った。
(引用ここまで)
求人内容と実際の条件等が違うのは、さすがにやりすぎですね。
記事元にされているお店はどうなのか分かりませんが、求人内容に虚偽があるのは違法とか知らないのかなぁと思うのですよ。
現場感覚で「一人前じゃないから研修期間なのは当たり前だろ」位に思ってるんじゃないかなぁ。
割と昔は普通でしたから。
世代や育った環境によって感覚がぜんぜん違うので、そこに雇用関係が生まれたときギャップが生じるんですよね。
こういうのを是正したいなら、労働力の搾取が結果的に社会構造に重大な歪みを与える、ということを使用者に理解させないといけないと思います。昔は労働力なんて掃いて捨てるほどいましたが、今は貴重な存在。若者は日本の宝ですからね。都合がいいといえばその通りですが、若者が日本を背負って立てるように大人が合わせていかないといけないと思います。