タイで著作権への取り組みが活発に
(引用元)
タイは新著作権法を今月から施行した。同国政府は、情報の商業利用に関するルールなどを定めた同法によって、国民の著作権に対する意識が高まり、国外に対しても海賊版根絶に向けた取り組みのアピールになるとしている。
一方で、ツイッターやフェイスブックなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)利用者の間で混乱が生じるなど懸念の声も聞こえる。
(引用ここまで)
タイのみなさん大丈夫。
インターネットに関しては日本だってまだまだです。
私自身振り返ってみるとすごく共感できるんですが、
音楽や絵画ならいざしらず、インターネット上のことは「えっ?これ悪いことなの?」っていうレベルからスタートしてます。
SNSなんて、運営側が引用元を表示させる機能を付けてなかったら違反だらけじゃないですか(そういうSNSは駆逐されるでしょうが)?
引用元の表示のあるなしが境目になるなんて、知ってる人の方が少ない気がします。
著作権などの知的財産は基本「無形財産」なので、土地とか家宝の壺とか分かりやすい「有形財産」に比べて成立させるのが難しいですよね。
法律で枠組みをつくって皆に理解させて取り締まって…それでやっと成り立つ財産ですから。
とても大変ですけど、
それでも自国の産業の発展のためにやっていかなければいけないです。
特にタイではIT(情報技術)を駆使したデジタル経済の確立を目指しているとのことなので、こういった取り組みが成功するかどうかが今後の試金石になるのではないでしょうか。
ただ、あんまり窮屈な世界にならなければいいいなぁ…と
権利行使なんて実質力がある団体や個人しかできないので、あまりにもプロパテントが行き過ぎると圧倒的多数の一般ユーザーが抑圧されることにもなりかねない、と思います。
今は知的財産の概念を啓蒙することが優先で、規制をかけていかなければいけない段階ですが、ある程度浸透したら手綱を緩めるところは緩める、うまくコントロールしてほしいものです。