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特許庁担当者の特別インタビュー

”若者×知財”

知的財産をもっと

身近に感じてもらいたい

特許庁 企画班 

早坂 由衣

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 「知的財産をもっと身近に感じてもらいたい」

 その一心で、この企画に取り組んでいます。

 

 知財制度は複雑で、権利をとるには膨大なお金や時間のコストがかかります。なおかつ、上手く活用すればとても大きな利益をもたらす武器になるものの、そこまでたどり着くには、たくさんの知識を身につけることが必要です。

 

 私自身、社会人になるまでは特許・意匠・商標などの知的財産に関してあまり詳しくなかったのですが、実際に特許庁に勤めてみて、知的財産がいかに私たちの生活を支えているのか知ったところです。

 

 日本全国至るところで知財に関する様々なセミナーやイベントが行われていますが、制度が複雑であるがために内容が専門的で、仮に初心者向けのものでも、知財に対する関心がないとなかなか参加のきっかけがつかめない印象がありました。普段、知財に囲まれながら生活をしていても、知財制度そのものを学ぶ機会が少なく、社会人になって初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。

 

 一方、海外に目を向けてみると、一般の方と知財が日本よりもっと身近であると痛感した出来事がありました。

 それはちょうど欧州発明大賞が開催される時期だったのですが、ベルリン空港で飛行機の搭乗を待っていた時、発明大賞の受賞者が大きく掲載されている新聞記事を見ている人が近くにいました。そして、その後ろにいた女性二人組のうち一人がもう一人の肩を叩きながら「あの人がもっている新聞みて!今回の受賞者はあの人だったんだね!」という会話をしているのを目の当たりにしました。

 

 そこで、”このような光景は日本では見られないな。知財がもっと身近になれば、生まれたアイディアやイノベーションがより良い形で活かされ、社会全体としてプラスの効果を生み出すきっかけになるのではないか”と感じたことが、今回のフォーラムの想いにつながる出来事となりました。

 

 そのような経緯もあり、今回のフォーラムは知財に詳しくない若い人でも「なんか楽しそうだな」と興味をもってもらえるような魅せ方にこだわりました。

このフォーラムが少しでも多くの方にとって、未来につながる発見やきっかけに出会える場となればと思います。

 

 

特許庁 企画班 早坂 由衣