”若者×知財”「TOKYO IP COLLECTION 2015」
2015.06.13 sat→14 sun 東京国際フォーラム
パテナビも全力応援!!
特許庁は、平成27年6月13日・14日に「TOKYO IP COLLECTION 2015」を東京国際フォーラムにて開催します。今後の日本経済を支える若者をメインターゲットとして、知財がいかに社会を支えているか体感できる、これまでにない新しいフォーラムです。
会場では、これまで「夢」を「現実」にしてきた技術・なつかしの製品やデザイン・今後のライフスタイルに大きな変化をもたらす先端発明に触れることができ、知財をめぐる"これまで"と"これから"を体感することができます。
「TOKYO IP COLLECTION 2015」HP
知財をめぐる"これまで"と"これから"を体感
TOKYO IP CORECTION その名が示す通り若者に向けた最先端の情報発信の場として
特許庁が主催する国内最大級のイベントIPコレクション!皆ででかけよう!
アベノミクスが奏効し、株価が2万円台を回復するなど、少しずつ元気を取り戻しつつある日本企業ですが、それでも、失われた20年といわれ、何かと元気がない雰囲気の日本。しかし、知的財産の面から見ると、実は、違った日本の姿が見えてきます。
例えば、特許権の保有件数。確かに、日本の特許出願数は、ここ数年減少しており、かつては世界一だったものが、今日では中国、米国に抜かれ、3位となっています。しかし、日本の特許権の保有件数は、2013年時点で約180万件、アメリカに次ぐ2位をキープすると共に、2005年と比較した増加率は、64%増に達し、アメリカ(42%増)やドイツ(31%増)などよりも高いのです。このように、日本は、不況と言われつつも、着実に技術開発が行われ、知的財産を着々と蓄えているのです。
一方で、日本が足りないもの。それは、この膨大な知的財産を必ずしもビジネスに結びつけることができていない点です。知的財産は、権利を取得することが目的ではありません。うまく活用すれば、あるときは事業を防衛し、またあるときは仲間を増やし、さらには自社製品の売上げに自然につながる、そんな市場コントロールが可能となる強力なビジネスツールなのです。
また、知的財産は、なにも特別な先端技術だけにあるのではなく、デザインやブランドも含め、身近な商品にも多くの知的財産が存在し、うまく活用すれば、大きなビジネスにつなげていくことができるのです。
「TOKYO IP CPLLECTION 2015」では、このような思いから、今後日本を支えていく若者を中心に、まずは知的財産を身近に感じていただくと共に、それをどのようにビジネスで活用していくか、その一端を御紹介させていただきたいと思います。
少子高齢化が本格化し始めた日本。しかし、日本には、知的財産があります!
特許庁 総務部 総務課 企画調査官 岩谷 一臣
特許庁 総務部 総務課
企画調査官 岩谷 一臣