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【番外編1】勝手に貯まる!知的(に)財産(を築く)経営のススメ

【日経平均株価・2~3ヶ月・簡易予想(2015年3月下旬~6月下旬)の検証記事】

 ~ 原稿の最後の簡易予想は、何のために書いており、どの程度の精度なのか。 ~

 

 

 まず、2015年3月下旬~6月下旬の、PATENAVI掲載の『日経平均株価・2~3ヶ月・簡易予想』の内容を振り返ります(毎回、原稿の最後にオマケで記載されています)。

 ※下線部分は、前月(前号)の予想から変わった部分(予想の変更・追加部分)です。

 

 1、 【2015年3月22日時点での予想】  ※PATENAVI 2015年4月号掲載

 2015年4月~6月のどこかで、1ヶ月程度の期間をかけて、日経平均株価の直近高値から、2000円~3000円程度の大きな下落が起こる可能性があります。

 

 

 2、 【2015年4月20日時点での予想】  ※PATENAVI 2015年5月号掲載

 2015年4月~6月のどこかで、1ヶ月程度の期間をかけて、日経平均株価の直近高値から、2000円~3000円程度の大きな下落が起こる可能性があります。

 

 

 3、 【2015年5月23日時点での予想】  ※PATENAVI 2015年6月号掲載

 2015年6月~7月のどこかで直近高値をつけ、1ヶ月程度の期間をかけて、日経平均株価で2000円~3000円程度の大きな下落が起こる可能性があります。

※前回(前月号)の予想を維持していますが、各種指標を見て、1~2ヶ月後ろにズレました

 

 

 4、 【2015年6月23日時点での予想】  ※PATENAVI 2015年7月号⇒8月号に原稿移行

 2015年6月~7月のどこかで直近高値をつけ、1ヶ月程度の期間をかけて、日経平均株価で2000円~3000円程度の大きな下落が起こる可能性があります。

 ※前回(前月号)の予想を維持しており、7月は注意した方がよいと思います

 

(注1)予想日と、PATENAVIの掲載月にズレがあるのは、予想日≒原稿納品日だからです。

(注2)PATENAVI 2015年7月号が、「TOKYO IP COLLECTION 2015 総力取材号」となったため、6月24日納品原稿(本編の原稿は、8月号掲載)の【2015年6月23日時点での予想】は、PATENAVI(フリーペーパー・WEB)には掲載されておりません(但し、6月24日納品の原稿に、上記予想が記載されていたことは、PATENAVI編集部が確認済み)。

 

 

 5、 【2015年3月下旬~6月下旬の日経平均株価・簡易予想の検証結果】

 

 2015年6月24日(日経平均の日中高値) 20,952.71円

 2015年7月9日(日経平均の日中安値)  19,115.2円

  半月程(2015年6月~7月)で、日経平均株価で直近高値から1837.51円の下落

 

 

 6、 【的中・ほぼ的中していた点】

 

 ① 2015年6月~7月のどこかで直近高値をつけ (6月24日・日経平均20,952.71円)

 

 ② 1ヶ月程度の期間をかけて (6月24日 ⇒ 7月9日・半月程)

 

 ③ 日経平均株価で2,000円~3,000円程度の大きな下落 (日経平均株価で1,837.51円の下落)

 

 ④ 7月は注意した方がよいと思います (7月9日・下落の最安値)

 ※予想の対象期間の2015年4月下旬~7月下旬の3か月間の日経平均株価のチャート(図1)

図1

図2

 9、 まとめ

 

 【日経平均株価・2~3ヶ月・簡易予想】について、今回初めて検証致しましたが、今後も定期的に検証していく予定です。

 予想の精度については、『1ヶ月以上先に生じる、大きな下落(2,000円~3,000円程度)を、月1回の機会(原稿納品時)で予想する』という制約上、今後も、今回位の精度だと思います。

 筆者は、弊所のお客さん向けに、不定期にメールで日経平均株価の動きの予想もしています(その予想は、PATENAVIには掲載していません)。

 不定期のメール予想の検証結果は、この後の【番外編2】を参照下さい。

 

以上

 7、 【改善すべき点】

 

 ① 下落が予想される期間について、1回、修正を行った (2015年4月~6月 ⇒ 6月~7月)

   ⇒ (理由) 4月下旬~5月上旬に、上場企業の業績予想の上方修正が続き、日経平均株価を含む、日本株の相場が想定より強かったため。

 

 ② 下落期間が、半月程と、少し短めだった (1ヶ月程度の期間をかけて)

   ⇒ (理由) 下落幅が、少し控えめ(1,837.51円)だったため。

 

 ③ 下落幅が、1837.51円と、少し控えめだった (2,000円~3,000円程度の大きな下落)

   ⇒ (理由) ギリシャのユーロ圏離脱問題・中国の株価暴落が、あまり長引かなかったため。

 

 ※但し、これらの①~③は、実際に下落が起きる1ヶ月以上前に、詳細に予測するのは、かなり困難。

 ⇒ 一方、下落が近くなれば、予想はそれ程困難ではない(この後の【番外編2】の記事を参照)。

 

 

 8、 【なぜ、『上昇』ではなく『下落』を予想しているのか?】

 

 2012年12月~2015年7月現在の日本株のように、『中長期的に上昇している株式市場』では、投資を継続しながらも、『短期的に生じる大きい下落』に注意すると、パフォーマンスがより向上するため。

 

 ※『中長期的に上昇している株式市場』では、上昇するのはある意味で当たり前であり、予測の必要性が低い。

 ※2012年7月下旬~2015年7月下旬(3年間)の日経平均株価のチャート(図2)

 ※例えば、2013年5月~6月の下落(3,600円程度の下落)、2014年1月~5月の下落(2,400円程度の下落)、2014年9月~10月の下落(1,900円程度の下落)、のような2,000円~3,000円レベルの大きな下落に巻き込まれなければ、株価上昇の利益のみ得られる。

 ※下落前に株式市場から撤退し、下落時に再度投資すればよい。

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