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特許事務職歴25年 大嶌 肇子 さん

 大手特許事務所を経て、現在「特許業務法人にじいろ特許事務所」管理統括を担う。

 特許事務職歴25年のキャリアを誇る実力者。

 趣味はオートバイ。今の恋人もオートバイらしい。

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大嶌肇子さんにインタビュー!!

 「弁理士って便利屋さん?そんなところからのスタートだったんですよ(笑)」
 そう笑って答えてくれたのは、特許事務職歴25年の大嶌肇子(おおしま としこ)さん。
 大嶌さんは、長きに渡り大手特許事務所を支えてきたメンバーの一人で、外国事務のエキスパートだ。
 今では大手特許事務所から独立した弁理士さんのもと、事務・労務・人事など全てをこなす。

 そんなバリバリの大嶌さんだが、特許事務所に就職する前は、特許のとの字も知らなかった。
 そもそも、学生時代大嶌さんが専攻していたのは英文秘書本科。そう。元々は秘書としての就職を目指して学んでいたのだ。

 そんな大嶌さんの転機は、学校の先生に特許事務所への就職を薦められたこと。
 先生曰く“大嶌にはこっちの事務所が合ってるな”とイメージで決まったらしい。

 大嶌さん:「薦められたはいいんですけど、特許事務所って何屋さんかわからなかったんですよね。それこそ、弁理士って便利屋さん? 母も、それってただの代書屋さんじゃないの? って。そんなレベルでした。それでも、特許事務所の募集職種が英解事務ってなっていて、仕事の内容的に一応英語はつかえるし、事務だし…、それで決めました。実際に入社してみると、秘書でしたけど(笑)当時は100人弱くらいの技術者さんたちがいて、2フロアに半分ずつ分かれていたんです。そのうち1フロアのお世話をする秘書で、技術秘書って呼ばれていました。」
  
 Qフロアごと担当する技術秘書というのは珍しいですね。どのようなお仕事内容だったのでしょう?
 大嶌さん:「その頃ってパソコンじゃなくってワープロが主流だったんですよね。なので、お仕事としては明細書の原稿をおこしてあげたり、英文レターをうってあげたり、公報をとってあげたりしていました。あと、期限管理ですね!国内事務へ期限前に渡す為のプレ期限管理です。リスク管理を万全にするため国内事務の方と二重管理していました。」
  
 Q責任重大ですね。どのくらいの期間技術秘書だったのですか?
 大嶌さん:「入社して10年くらいです。大体そのくらいが秘書の出口っていわれてて。やっぱりアレですかね。若い人のほうがいいんでしょうかね~
大嶌くんは英語できるから、そろそろ外国管理部に異動ねって。そこから14年デスヨ。」

 Qいやいやそんな。異動したのは外国管理部を強化したかったからかもしれませんよ?
 大嶌さん:「どーでしょうかねぇ~」

 Q大変でしたか?
 大嶌さん:「デスネ。外国管理部へ異動してからは、一から学び直しだったので、とっても苦労しました。覚えることも仕事量も膨大でしたから。ただ、今
となってはいい思い出ですね。自分の成長につながるいい経験をさせて頂きました。」

今月号はここまで。大嶌さんへのインタビューはまだまだ終わらない。
次回はもっともっと深く聞いていくゾ!こうご期待!!

特許事務 覆面座談会!!

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